経営者に必要なこと

いつもお関わりお繋がりご支援のほど、ありがとうございます。
『つくる人をつくる。』
『涙と汗のガテン系!』ウサミグループの宇佐見です。

昨日も、私が所属している中小企業家同友会春日井地区の小グループの勉強会がありました。
会が始まる30分ほど前に、若い経営者から相談を受けました。

彼は、今まで31期もの長い年月を営んでいるお会社の後継者で今年の10月に社長就任が決まっているお方です。そこで、10月就任時に社員さんに指針書を作成して伝えたいとのことでした。話を聞いてみると、経営理念はあるとのこと。

指針書とは、理念(目的)方針(方向性)ビジョン(目標)計画。あとは、戦略、戦術などが成文化されている会社のバイブルです。わたしも毎朝マインドセットするのに必ず読んでいます。

話は戻り、彼に経営理念を聞き、わたしはこう答えました。

『理念について一時間想いを語れますか?』

彼は、沈黙でした。

またまた彼にこう伝えました。
現社長さん(親父さん)がつくってきた歴史(年輪)があり、一度でも話を聞いたことがありますか?おそらく、彼の立場からは現社長に創業した時の想いや30何年会社と共に歩んできた親父さんの想いも引き継ぎ【第二創業】しなければならない。
過去を知り、現在があり、未来を描く。
そして、ウチの会社は何のために在るのか。ウチで働く社員さんにはどこを目指してほしいのか。会社の目的をしっかりと深掘りして【理念】を徹底的に深掘りする。そうして腹落ちした【理念】が出来たら、先ずば先代に伝えて納得してもらおうよ。そこから、方針やビジョンを作成して社員さんに語ろう。先ずは、何を言われても、何があってもブレない目的をつくることだよね。

と伝えておきました。

彼自身がどう思ったか。どう感じ、どう実践するのかは楽しみです。
わたしも、改めて彼に負けないように高い学びに日々努めよう!と改めて決心しました。
人は、一度学びを止めたら諦めるのも早い。
だから、やり続けるしかありません。

【努力に勝る才能はなし!】

わたしを論語で負かすぐらい勉強して、いつか膝を突き合わせて語り合える経営者になってくれると楽しみにしてますよ。
いずれにせよ、地域に元気な会社。元気な経営者が増えるのは、嬉しいことです。
共に育てるように顔晴っていこうヨ^ ^

それでは、みなさまにとって素晴らし過ぎる1日を…٩(^‿^)۶