ウィルスにご注意を

こんにちは、情報システム課の沖田です。
最近、ウィルスと聞くと世界中のほとんどの方が新型コロナウィルスを連想するのではないでしょうか?
実は、ここ最近で世界を脅かす「Emotet(エモテット)」というウィルスが出てきいます。

Emotetは、2019年の終わりごろに出始めたコンピュータウィルスです。
不正なメールにウィルスがWordやExcelなどの形式で添付され、そのファイルを開くと開いたPCに感染してしまいます。感染すると、メールアカウントとパスワード、アドレス帳などの情報が抜き取られ、その情報を元に、他のユーザーへ感染メールが送信されてしまい、被害がどんどん拡大していきます。
不正なメールは、知人に成りすまして発信されることが多いので、不用意に添付ファイルを開いてしまうことがあるそうです。

2020年2月ごろに国内で感染した組織は少なくとも3,200以上あるといわれていますが、2021年1月に欧州刑事警察機構によってテイクダウン作戦が成功したためEmotetの脅威は去ったと思われていました。

しかし、昨年(2021年)の11月に活動再開が確認され、2022年2月に入ってからは、その被害が再び急増してきたようです。

Emotetについては、IPA(情報処理推進機構)から詳しい情報が出されています。

[出典]IPA:「Emotet(エモテット)」と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて
(URL:https://www.ipa.go.jp/security/announce/20191202.html

基本的なことですが、このようなウィルスが急増しているということを知り、少し疑問に思ったメールは注意して不用意に開かないようにすることが大切です。
新型コロナウィルスでもそうですが、正しい情報を知ることで、被害を押さえることができるようになります。

しっかりと注意して、PCも体も健康に保ちましょう!

社長ブログ

前の記事

大学院入試