宮大工
建設事業部の鈴木です。
皆様んは、「西岡常一」という、宮大工をご存じでしょうか。
彼は、法隆寺の宮大工で、法隆寺の改修工事を請け負った宮大工です。
その技術は昔から受け継いだものです。
その技術、匠の技は、「口伝」として引き継がれてきました。
その中で私が一番感動したのが、
- 木を買うなら山を買え。
- 木(ヒノキ)にはそれぞれ癖があります。西にある木は建物の西側に、南にあるものは南側に組んでいく。
それぞれの癖を見抜き適正な場所に組んでいく。
- 木(ヒノキ)にはそれぞれ癖があります。西にある木は建物の西側に、南にあるものは南側に組んでいく。
これは「つくる人をつくる」の基本と思います。
- それを象徴するように、
- 木の癖組は工人たちの心組。
- 工人等の心根は匠長が工人への思いやり。
- 百人あれば百念あり。一つに統ブルが匠長が最良也。
など、「口伝」が残っており、これが、一つの建物をつくるとき、
一つの仕事を行うとき、非常に大切な心使いだと思います。
「つくる人をつくる」
作業員の技量を見極め、適正に配置し、的確な指示を行い、満足のいく建物を
つくっていく。人を作っていく。
すると、1,400年たっても建物が残っていく。
大切なことだと思います。