カーボンニュートラル

皆さんこんには、情報システム課の沖田です。
最近、カーボンニュートラルという言葉をよく聞くようになりました。
ご存じの方も多いと思いますが、カーボンニュートラルとは、『二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量から、森林などに吸収される量、または、除去される量を差し引いて全体として温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする』という考え方です。

少し前に「太陽光発電で削減された二酸化炭素と太陽光パネルを製造するときに使用された二酸化炭素と相殺される」という論文が発表されたと聞きました。
太陽光パネル自体は発電に二酸化炭素を発生させませんが、パネルを作成、運搬する際に発生した二酸化炭素が、通常の発電で発生する二酸化炭素の量と同じくらいになるということらしいです。
論文自体は、数年前のものなので、正直どこまで参考にできるかはわかりません。しかし、全体として温室効果ガスの排出量をゼロにするという考え方を持つことが大切であると感じました。

岸田総理の所信表明でも地球温暖化対策を成長につなげる「クリーンエネルギー戦略」を制定し実行する考えを表明されていました。これから環境関連のキーワードが注目されると思いますが、表面的な情報だけでなくその背景もしっかりと注目することで、ものの見方が変わるかもしれないですね。